『親子じびきあみ大会』開催

平成30年7月14日(土)渡波ファミリーアングラーズ・特定非営利活動法人仙台明るい社会づくり運動・明るい社会づくり運動石巻地区推進協議会と全国明社が協働して、石巻北上町十三浜の白浜海岸で「親子じびきあみ大会」を開催、地元の親子ら40組120人が参加しました。これは海辺に住みながら震災以降は海に親しむことのなくなった子どもたちに海の楽しさを知ってもらうと共に、野外での家族ふれ合いの場を設けることを目的に行ったものです。
震災前は観光業業として盛んだった白浜海岸の地引網ですが、震災の後は行われていませんでした。今回地元住民でつくる組合が、子どもたちのためにと船を出してくださり、組合長は「震災でもうできないかと思っていたが、地元を賑やかにするためにもやって良かった」と嬉しそうでした。
参加した少年の一人に感想を聞くと、「砂浜に遊びに来たのは震災後初めて。綱が重くて大変だったけれども楽しかった」と笑顔を見せていました。

地引網のあと、子どもたちはスイカ割りに興じ、明社スタッフによる美しいべっ甲色の貝殻をもつ「べっ甲しじみ」のシジミ汁と、持参したおにぎりで楽しく昼食。最後に今年の秋に予定している、「親子釣り大会」のお知らせをすると、子供たちは必ず次回も参加すると大はしゃぎしていました。
                       
この活動は、全国から被災地子供支援として寄せられた寄付金で開催しました。ご協力くださいました全国の皆さま方に、感謝を申し上げます。

(全国明社事務局)

pagetop