明るい社会づくり運動浜松地区協議会『ラオスに井戸を贈る運動に思いを寄せて』

平成30年12月4日(火)、静岡県男女共同参画センター‟あざれあ”で行われた静岡県連合会の会長・事務局長研修の席上で、JVC(日本国際ボランティアセンター)ラオス事業担当の木村茂さんから、「ラオスに井戸の建設を進めている現状」の講演を拝聴しました。

ラオスの長閑な風景と屈託のない笑顔の人々の写真からは、命をつなぐ飲み水で苦しんでいるとは想像もできませんでした。現実は、雨水を溜めて飲んでいたり、雨後の水溜まりから直接飲んでいる写真を見せていただき、胸が苦しくなる思いでした。

私たち明るい社会づくり運動浜松地区協議会は、これまでに約4,000枚の未使用ハガキを送付させていただき、これからも協力を惜しまない姿勢で取り組んでいこうと思っていますが、会員内の回収には当然のごとく先細りは否めないところです。そこで会員以外にも協力を求め、自治会役員経験者に協力をお願いしたところ、「金銭的協力も必要になるでしょう」と義援金を託してくださいました。これまでは、未使用ハガキの回収に専念してきたので戸惑いましたが、お断りしてせっかくの行為を無にしては申し訳ないと思い、預からせていただき対応を模索していました。

この度の研修会講師が木村さんであったことが、まさに解決の糸口になった事は言うまでもありません。

ラオスの人たちが安心してきれいな水が飲めるまで、支援活動を続けていきたいと思いました。

(明るい社会づくり運動浜松地区協議会事務局長 山口利則)

pagetop