祇園山古墳慰霊供養につて

私たち明るい社会づくり運動県南地区協議会(竹間宗麿会長)は、平成30年9月8日(土)午前8時から11時まで、久留米市御井町の御井町コミュニティセンターホールにおいて、御井町校区まちづくり振興会・井上傳一会長をはじめ住民38名に参加いただき、『第50回祇園山古墳慰霊祭』を行いました。

この慰霊祭は、祇園山古墳に眠る偉大なる祖先、あるいは幾多の先人が、古代日本において平和境確立のために努力尽瘁された偉業を偲ぶとともに、諸精霊に対する回向供養を行い、併せて世界平和・人類の幸福を祈念するもので、1967年~2009年までの41回は立正佼成会の会員で行っていましたが、2010年の第42回以降は高良大社にお願いし、御井町地区の住民のみなさんと県南明社の会員で行うようになりました。

福岡県の史跡である祇園山古墳は、高良山の山麓祇園山(赤黒山)の頂に営まれた古墳で、一辺24m高さ約5m、2段造りの周囲を石で葺いた墳丘を持つ、筑後地方では珍しい方墳です。祇園山古墳がいつ作られたかははっきりとはわかりませんが、その特徴などから、九州地方の中でも最も古い時期の方墳とも言われています。

一人ひとりの力は微力ではありますが、多くの方々の郷土愛をもって、地域及び社会の平和、明るい社会もつくられていくと思います。今後は御井町住民の方と実行委員会をつくり、校区中心の慰霊祭にしたいと考えています。

また慰霊祭のほかにも、祇園山古墳周辺の草刈りを2年前より地元有志、「高良山 の緑と史跡を守る会」の皆さん、株式会社・長坂産業の皆さんの協力で行っており、今年は8月30日(金)に実施しました。   

(明るい社会づくり運動県南地区協議会事務局長・大倉善晴)

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